ひきこもりの就労支援等を考える会 事務局

~当事者をとりまく方からも相談を受けています~

 近年、我が国では、障害者の「一般雇用(就労)」については『障害者雇用促進法』に基づく雇用率・納付金制度などを中心とした施策、一方で一般就労が困難な障害者の「福祉的就労」については『障害者支援法』に基づく就労継続支援A及びB型事業、就労移行支援事業などを中心とした種々の取り組みが行われてきました。
 また、国レベルでの障害者施策全般にわたる関係機関や団体等による検討・整備が行われ、雇用就労分野における関係法令及び制度の見直しなど、新たな取組も展開もされつつあります。

 内閣府は、自宅に半年以上閉じこもっている「ひきこもり」40~60歳が、全国で推計61万人いると調査結果を発表した。
 7割以上が男性で、ひきこもりの高齢化、長期化が鮮明になった。(日本経済新聞)

 このような現下の厳しい状況を踏まえ、私たちは「ひきこもりの就労支援等を考える会」を設立し、鈴鹿・亀山地域における ひきこもりの現状を正しく把握するとともに、対象者への適切な就労支援等の外出、社会活動の促進、各自治体をはじめとする関係機関及び関係団体・事業所等の連携体制のさらなる強化を目指していきたいと考えております。
 
 多くの方々が、それぞれの立場で温かい手を差し延べ、官民一体となって ひきこもり対象者が安心して社会参加しやすい環境をつくることが、ひいては「市民生活の安定」と「活力あるまちづくり」に実現につながるものと確信しています。

  一人でも多くの皆さまが、同会説立の趣旨にご賛同いただき、温かいご支援、ご協力を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。

                             平成29年9月25日
                               ひきこもりの就労支援等を考える会
                                    設立発起人一同            

ひきこもりの就労支援等を考える会規約


(名 称)
第1条 この会は、ひきこもりの就労支援等を考える会(以下、「本会」という。)と称する。
(事務局)
    第2条 本会の事務局は、鈴鹿市道伯5丁目22番32号「一般社団法人 COCOLO」事務所内に置く。
(目 的)
第3条 本会は、鈴鹿・亀山地域における精神障害等を伴うひきこもりの現状を正しく把握し、
ひきこもり対象者に対する適切な就労支援支援活動を促進するとともに
      各自治体をはじめとする関係機関及び関係団体・事業所等の連携のさらなる強化を図り
「活力あるまちづくり」に寄与することを目的とする。
(活 動)
第4条 本会は前条の目的を達成するため次の活動を行う。
(1)ひきこもりに関する調査及び研究活動
          (2)ひきこもり対象者の就労支援への必要な提言と普及促進活動
(3)その他、目的を達成するための活動
(委 員)
第5条 本会の会員は、本会の目的に賛同し、かつ支援活動を推進しようとする団体等
(その団体に属するものを含む。)をもって構成する。
(運 営)
第6条 本会の活動を円滑に推進するため、座長、副座長、書紀、及び本会の運営に
必要者をアドバイザー、顧問として置くことができる。
(入 会)
第7条 本会に入会しようとする者は、委員の互選により選出する。
(退 会)
第8条 本会を退会しようとする者は、いつでも任意に退会できる。
(会 費)
第9条 本会は、原則として会費の徴収を行わない。


附則
                          この規約は、平成30年9月25日から施工する。

一般社団法人 COCOLO
三重県鈴鹿市道伯町5丁目22番35号